急な引越しを行うときの流れ
引越しは急ぎであればあるほど準備する時間がないため、「何から手を付けるべきかわからない」と混乱しやすいものです。
それでも落ち着いて最短・確実に準備から引越し作業まで進められるように、急な引越しでの流れをわかりやすくまとめていきます。
STEP1:退去手続きと新居探し
急な引越しが決まったら、まず退去前に大家さんや管理会社へ解約の連絡が必要です。
物件契約時に渡された「賃貸借契約書」には、いつまでに解約・退去の連絡を入れるべきかについて書かれています。
一般的に、退去の1カ月前までとなっている場合が主流です。この期限を過ぎて引越し日の直前に連絡すると、違約金などが発生する可能性もあります。また解約前に退去・引越しを済ませた場合、解約日までの家賃は日割りなどで支払いが必要です。
新居がまだ決まっていないのであれば、大家さんや管理会社へ退去の連絡を行うのと同じタイミングで物件探しも進めていきます。
STEP2:引越し業者への連絡
解約の連絡を入れて転居先の物件も決まったら、次は引越し業者へ連絡です。基本的に、引越し日時が迫っていればいるほど引越し業者も見つかりにくくなります。なるべく、スピーディーに行動するように心がける姿勢が求められます。
たとえば1カ月以内の急な引越しであれば、一括見積サイトの活用がおすすめです。複数業者が登録しているので、対応可能な引越し業者を見つけられる可能性が高いためです。また、地元密着型の引越し業者もスケジュールが空いている場合があるので細かい確認が望まれます。
STEP3:ライフラインなどの住所変更手続き
依頼する引越し業者の目処が立ったら、ライフラインなどの住所変更手続きを行います。
ライフラインについては、引越し当日の2~3週間前までに手続きを済ませておくのが一般的です。直前でも退去手続きは可能ですが、繁忙期でライフライン関係の専門業者が忙しいと開栓作業などが間に合わず入居後すぐに電気・ガス・水道を使えない場合もあります。
そのため、遅くとも1週間前までに手続きを済ませるのが無難です。
他にも、カード会社・金融機関の住所変更手続きや公的機関での転出・転居・転入手続きを合わせて進めます。特に公的機関の手続きは届出期間が定められていますので、期間内に終えるよう心がけてください。
STEP4:荷造り~引越し
荷造りは、引越し日の前日には済ませておきます。通常、引越し業者は荷造りされていない荷物を運んでくれません。スタッフが作業する中で梱包していると作業の妨げになり、引越し時間の延長による追加料金が発生する可能性もあります。
梱包用ダンボールは、引越し業者から有料で手に入れる以外にホームセンターで購入可能です。コンビニやスーパーなら余ったダンボールを無償でもらえる場合もありますので、費用をかけたくないときはお願いするのも選択肢のひとつです。
急な引越しで困ったときの対処法
急ぎで引越しをする場合、時間がないためトラブルが発生することも珍しくありません。ここでは、急な引越しで困ったことが起きたときの対処法をわかりやすく解説していきます。
転居先がまだ決まっていない
引越し業者の荷物預かりサービスを利用する
退去日は決まったが転居先がまだ決まっていない、そのような場合は引越し業者の荷物預かりサービスを利用する方法があります。物件が見つかるまで荷物を預けられ、新居が決まった時点ですぐ運び出せるため効率がよいといえるサービスです。
預かりサービスの利用料金は、たいてい荷物の量や期間によって異なります。荷物量が少なく短期での利用なら、引越し料金に含まれる場合もあります。
ただし、業者でサービス自体の取り扱いがない、あるいはエリア・時期によって利用できない場合があるため事前確認は欠かせません。
倉庫業者のトランクルームを利用する
引越し業者のサービスを利用できない場合、倉庫業者のトランクルームを利用する方法の選択肢のひとつです。
一般的にトランクルームの料金は月極であり、トランクの広さによって異なります。大型家具・家電が多数あるなど荷物量が多ければ、それだけ広いスペースを借りる必要があり費用も高くなります。
とはいえトランクルームは、温度・湿度管理を始め荷物を大切に保管するためのさまざまな工夫が施されているのが特徴です。じっくりと物件を探したいという方には、このサービスが向いています。
希望日に引越し業者を予約できない
荷物が少ない場合は、宅配便を使う
実は宅配便でも引越しが可能であり、荷物が少ないならばリーズナブルに済ませられる場合があります。
宅配便は、ダンボール1箱から送付を受け付けています。コンビニからの発送や自宅での集荷も、問題ありません。また細かく日時指定できるので、都合の良い日に取りに来てもらえる点もメリットです。
ただ荷物量が多い場合、通常の引越しより送料が割高になる可能性もあります。また、たいていの宅急便は大型家具・家電について配送を依頼できません。その際は、専用の運搬サービスを別途依頼するもしくは処分するといった決断が求められます。
それに加えて、普通なら宅配便による引越しは荷物の到着が翌日以降です。引越し後に新居ですぐ使いたい荷物は、ご自身で運んだほうが不便しません。
レンタカーを利用して自ら荷物を運ぶ
引越し業者が見つからない場合は、自力引越しも検討する価値があります。荷物がそれほど多くないのであれば、知り合いに手伝いを頼んでレンタカーを借りると荷物を運べます。
多少の手間がかかるとしても、荷物が少なければ難しい方法ではありません。平日の深夜に引越しするなど、自分の都合に合わせて作業できるのはメリットです。
費用は、引越し業者に依頼するより安く抑えられるケースが多く見られます。ただし、荷物量によっては料金の高い2トントラックを借りたり手伝ってくれた知人への謝礼金の支払いが高くついたりなど、思ったよりも出費がかさむ可能性もあります。
また、荷物の搬出・搬入時や運転中の事故によって損害金が発生した場合は大きな出費につながるので注意が必要です。
荷造りをする時間がない
不要な荷物を処分する
急な引越しの場合、荷造り作業を少しでも楽にするため不用品の処分も望まれます。荷物が減れば、それだけ荷造りする時間も短縮できるのでおすすめです。
粗大ごみ回収業者やリサイクルショップの買取サービスを利用しながら不要品を廃棄・売却すると梱包する荷物の量が減り、少ない時間でも荷造りを楽に進めやすくなります。
フリマアプリやネットオークションを活用すれば、処分費用がかからず利益を得られる可能性があります。ただ、すぐに売れるとは限らないため急な引越しには向いていません。
多少の費用をかけても、回収業者やリサイクルショップでまとめて処分したほうが時間的余裕は生まれやすくなります。
引越し業者の荷造りサービスを利用する
急な引越しでどうしても荷造りする時間が取れない場合、引越し業者の荷造りサービスを利用する価値は小さくありません。
引越し業者の荷造りサービスは荷物量に合わせ引越し日より前から作業に取り掛かり、プロが荷物の種類に応じて適切に梱包してくれます。梱包時間を削減できるうえ、重い・大きい・壊れやすいといった荷物も安心して任せられるのがメリットです。
ただし、荷造りサービスは業者側の作業量が増えるため料金もそれだけ高くなります。不用品の処分などの仕分け作業や貴重品の梱包は、ご自身で行わなくてはいけません。
また、荷造りサービスの内容・料金・提供の有無は引越し業者ごとに異なります。利用を検討している場合、事前確認は不可欠です。
急な引越しに
おすすめの『引越本部長』
急な引越しを依頼できる業者がなかなか見つからないときは、『引越本部長』に相談するのがおすすめです。『引越本部長』なら、引越し予定日が数日前であっても対応できる可能性があります。
『引越本部長』が急な引越しにおすすめの主な理由を、いくつか以下にご紹介します。
『引越本部長』とは?
『引越本部長』は、首都圏・単身向け引越しを低価格で提供する引越し業者です。訪問見積もりのカット、サービスのオプション化、中間コストの排除など、社内システムの効率化や徹底したコストカットでリーズナブルな引越し料金を実現しています。
また、さまざまな無駄を省くことで引越しの手続きから当日の作業までスムーズに進められるのも『引越本部長』の大きな魅力です。
『引越本部長』が急な引越しにおすすめできる理由
数日前でもスケジュールが空いている可能性がある
『引越本部長』は業務エリアを首都圏に限り、引越し作業を効率的に行っています。常に手早く業務を進めるため、急に引越しの依頼を受けてもスケジュールは空いている可能性があります。
スケジュールが空いている日は引越し費用が割引価格になっているケースがあり、タイミングが合えばかなりお得な価格にて引越し可能です。割引の適用やスケジュールについては、事前に要問い合わせです。
引越し費用がリーズナブル
一般的に急な引越しで予定日が迫っている場合、ほとんどの業者は料金が高くなる傾向です。一方、『引越本部長』ならば急な申し込みでも料金が変わりません。そんな『引越本部長』ではリーズナブルな料金プランを3つ用意していますので、ご自身に合ったものを選べます。
・『爆安75プラン(7,500円)』
料金が変動しない定額7500円のプランで、急な申し込みでも利用できる場合があります。引越し業者が提供するプランの中でも最安値クラスであり、場合によっては宅配便を利用するよりも安いのが特徴です。ただし、適用には条件があります。
爆安75プランの適用条件を示すと、以下の通りです。
「ダンボール20箱以内の荷物量」
「引越エリアは東京23区内・近接エリア間運搬のみ」
「1階玄関から1階玄関へのドア・ツー・ドア運搬で、利用者の手伝いが必要」
・『超節約プラン(10,500円~)』
単身者であれば、納得できる量の荷物を運んでくれるうえプロが引越しのサポートをしてくれる超節約プランもおすすめです。サービス内容が充実するとともに、料金もかなりリーズナブルに設定されています。
10,500円から用意されているためレンタカーを借りた自力引越しよりも安く済む可能性があり、手間や労力を抑えられるのが特徴です。運転時の事故や運搬中の荷物落下が起きても、自分で損害賠償する必要はなく安心感もあります。
超節約プランの適用条件は、以下の通りです。
「平日であること」
「低層階から低層階への引越しであること」
・『標準プラン(15,500円~)』
3つのプランの中でも利用者が多く、リーズナブル価格で引越しサービスを提供してくれる標準的なプランです。ダンボール120箱相当でも依頼可能であり、荷物量によって料金は変わるものの他の2プランで運搬可能な荷物量では物足りないという方へ特におすすめできます。
リーズナブルな料金ながらスタッフ2~3名が派遣され、作業品質も高くスムーズな引越しを実現可能です。
なお、標準プランを利用するには以下の適用条件が設けられています。
「平日であること」
「低層階から低層階への引越しであること」
急な引越しでは焦らず
確実に対応することが大切
急な引越しで主なネックとなるのが、引越し予定日まで時間がないことです。使える時間が少ないからこそ、焦らずやるべきことをひとつずつ行っていく姿勢が大切になります。
急な引越しを行う流れでもご説明したように、まずは入居中の物件の解約手続きから作業開始です。そして引越し業者探し、各所へ住所変更手続き、荷造りと順番に進めていきます。
もちろん急な引越しである以上、困ったことやトラブルも発生する可能性はあります。そんな時も、ご紹介した内容を参考に焦らず対応していくと問題が拡大するのを防ぐのに効果的です。
また、首都圏エリアでの急な引越しならば『引越本部長』がおすすめです。
数日前の依頼でも対応してくれる可能性があり、急な引越しでも価格が変わらない『爆安75プラン』を始めとしたリーズナブルなプランが用意されています。若いながら経験豊富なスタッフが多いので、ぜひ急な引越しの際には依頼をご検討ください。