引越しする際にかかる費用はいくらなのでしょうか?料金の相場や仕組みなど、分からないことが多くて多くの人が悩んでしまいます。
また、時期によっても料金に差が出るとも聞いているし、業者によってかなり差があるなんて話も聞いたことがあります。
そこで、普段は気にしていなくても、いざとなると様々な情報が飛び交う引越し代金について、安く抑えるための方法と目安にする時期など、その理由を含めてご説明していくことにしました。
引越しする際にかかる費用はいくらなのでしょうか?料金の相場や仕組みなど、分からないことが多くて多くの人が悩んでしまいます。
また、時期によっても料金に差が出るとも聞いているし、業者によってかなり差があるなんて話も聞いたことがあります。
そこで、普段は気にしていなくても、いざとなると様々な情報が飛び交う引越し代金について、安く抑えるための方法と目安にする時期など、その理由を含めてご説明していくことにしました。
引越し費用を安く抑えたい、具体的な内訳を知るためにも引越し代を構成する要素について知っておきましょう。引越し代に関する基礎知識をわかりやすくご紹介していきます。
引越し費用の代金には、通常貨物同様に運送代金となる「基準運賃(基本運賃とも呼ぶ)」と、引越しの作業費用にあたる「実費」、そして各種割増料金やオプションサービスの料金の「付帯サービス料」という要素が含まれています。
これら3つの要素を組み合わせることで、引越し業者の利用料金が決定します。 それぞれについてさらに詳しく以下で解説していきます。
基準運賃
基準運賃には、時間制運賃と 距離制運賃があり、時間制運賃は引越しにかかる作業時間を基準とし、距離制運賃は荷物を運搬する移動距離を基準としています。
2時間で終わる引越し作業より8時間かかる作業はその分追加料金がかさみ、50㎞より200㎞、500㎞と距離が遠くなるほど料金が高くなります。
ちなみに業者によっては基本運賃と呼ぶ場合があります。
料金
基準運賃以外で必要となる割増料金です。たとえば、搬送用の車両を有料駐車場などに留め置く場合は車両留置料金が請求されます。
早朝・深夜などの特別な時間の対応や繁忙期、土日祝といった人気の高いタイミングは割増料金が加算されます。
実費
実費は、実際に引越し作業にかかる費用となり、人件費、トラック代、梱包の資材の費用、搬出費用などがこれに相当します。
作業員1名につき1万円、1トン車2万円、ダンボール箱10枚3千円、そしてマンションなどのエレベーター使用料3千円など、とそれぞれの値段が実費となります。
付帯サービス料
付帯サービス料となるのは、荷造り、エアコンの移設、ルームクリーニングなど、引越し業者が設定している各サービスの利用にかかるオプション料金です。
引越し業者ごとに料金設定がかなり違うため、費用を抑えることを目的とする場合は注目すべきポイントとなります。
基準運賃は一定までなら割り増しや割引が可能なので、業者ごとに実費の金額設定が異なってきます。 そのために業者それぞれの企業規模の違いなどにより、引越し代金が業者によって上下することになります。
また、同じ荷物量の引越しでもキャンペーンやプランの違いや予約状況の違いによっても料金が変動します。1人暮らしの方のための格安プランなどもその一つです。
例えば、引越し時となる3月や月末の土日などでは、引越しが集中し引き受け件数が限界に達している業者より、比較的手の空いている業者の方が安いケースが出てきます。 また、通常の料金が10万円でも午後の引越しを激安プランとして5万円としている業者と、そのようなプランを用意していない業者とでは、やはり料金に差が出ます。 また作業予定に余裕がある業者なら、交渉次第で安くしてくれる可能性もあります。
このようにさまざまな要素によって引越し代金は業者ごとに異なっています。依頼する前にかならず比較・確認をしてなるべく安いところを選ぶようにしましょう。
平均的な引越し料金も相場を見てみましょう。 引越し代は、一人暮らしやカップル、夫婦、3人家族などの家族構成や、1DK、2LDKといった間取りによって異なる荷物量の影響を受けるほか、近距離と遠距離でも違ってきます。
また、様々な要因で大きく金額が変わりますので、あくまで参考としてください。そして、通常期と繁忙期の価格差にも注目する必要があります。
単身引越し料金相場
距離 | 荷物(少) | 荷物(多) |
---|---|---|
~15km未満(市区町村内) | 36,841円 | 48,251円 |
~50km未満(都道府県内) | 40,608円 | 49,852円 |
~200km未満(同一地方内) | 51,041円 | 59,153円 |
~500km未満(近隣地方) | 51,277円 | 75,435円 |
500km~(長距離) | 59,646円 | 81,548円 |
家族引越しの場合の料金相場
距離 | 荷物量の目安(2人分) | 荷物量の目安(3人分) | 荷物量の目安(4人分) | 荷物量の目安(5人分) |
---|---|---|---|---|
~15km未満(市区町村内) | 82,429円 | 97,107円 | 115,027円 | 142,130円 |
~50km未満(都道府県内) | 84,932円 | 104,069円 | 114,887円 | 141,145円 |
~200km未満(同一地方内) | 111,144円 | 135,784円 | 152,455円 | 120,111円 |
~500km未満(近隣地方) | 121,394円 | 181,169円 | 202,122円 | 290,000円 |
500km~(長距離) | 167,257円 | 190,953円 | 212,378円 | 264,268円 |
単身引越しの場合の料金相場
距離 | 荷物(少) | 荷物(多) |
---|---|---|
~15km未満(市区町村内) | 30,361円 | 39,357円 |
~50km未満(都道府県内) | 35,482円 | 42,352円 |
~200km未満(同一地方内) | 45,880円 | 52,615円 |
~500km未満(近隣地方) | 53,387円 | 67,472円 |
500km~(長距離) | 57,110円 | 76,537円 |
家族引越しの場合の料金相場
距離 | 荷物量の目安(2人分) | 荷物量の目安(3人分) | 荷物量の目安(4人分) | 荷物量の目安(5人分) |
---|---|---|---|---|
~15km未満(市区町村内) | 64,931円 | 78,424円 | 96,332円 | 115,559円 |
~50km未満(都道府県内) | 68,388円 | 78,322円 | 96,467円 | 105,837円 |
~200km未満(同一地方内) | 74,866円 | 94,377円 | 130,098円 | 143,973円 |
~500km未満(近隣地方) | 108,526円 | 123,949円 | 122,091円 | 151,682円 |
500km~(長距離) | 115,915円 | 131,688円 | 150,067円 | 152,071円 |
引越し代はなるべく安く抑えて新生活に向けた資金を蓄えておきたいものです。 実はちょっとしたポイントを押さえれば費用はかなり安くなります。引越し代を安く抑えるコツをご紹介します。
引越し代は荷物量や移動距離、引越しをする時期などで決まることが多い傾向にあります。
まずは荷物を少なくまとめておくと、必要なトラックの大きさや従業員の人数が異なるために、見積もり料金が安くなりやすくなります。 そのためには、不用品や長年使っていないものは引越し前に処分しておくと良いでしょう。
たとえば不要になった荷物でもまだ使えそうなものであれば、フリマアプリやネットオークションを活用して販売してみるのもよい方法のひとつです。 うまく売却することができれば、荷物量が減って見積額が安くなるだけでなく、利益が出て引越し費用に充てたり、美味しいお食事を食べたりすることができます。
このように上手に荷物を減らしていけばお得なプランを利用できる場合もあるので、より費用を抑えることが出来ますのでぜひお試しください。
繁忙期や土日祝日は予約が取りづらく、費用が高くなりがちです。 引越しシーズンのピークは一般的に3~4月とされ、これは新学期や新年度に合わせて新居に移る人が多いためなのです。
したがって、引越しのタイミングを自由に決められる場合は、なるべく閑散期を狙い、曜日指定して平日に作業するように依頼しましょう。 そうすることで高額な引越し料金を支払わずに済み、費用面でかなりのメリットを得られるのでおすすめです。
また、引越しの後に荷ほどきの時間をとりたいと考えていることから、時間指定で午前中を狙ってくる方が多いです。 人気の時間帯は需要が高いということで、費用も高額になりやすいので覚えておきましょう。
これを午後の引越し、あるいは時間フリーのプランにするだけでも安くすることが出来る業者もあります。
引越し料金は業者によって異なるため、引越し料金を安くするためには、複数社に見積もりを依頼し、その提示された見積もり金額を比較し、安い業者を選ぶのがポイントです。
また、引越し業者によって単身者向けが得意、ファミリー向けが得意など、専門分野が異なることがあり、特に一人暮らしの単身引越しや、荷物量の少ない場合は、単身引越しの専門業者に頼んだ方が安くなります。
複数社から相見積もりをとるメリットは他にもあります。各引越し業者のリアルな見積り金額を知ることができれば、値引き交渉をしやすくなります。 もちろん値引きに応じない業者もありますが、その場合は除外していけば問題ありません。 なるべくお得に引越しするためにも引越し見積もり・交渉を重ねて最安値となる引越し会社を選んでいきましょう。
もちろん引越し見積もりの金額だけでなく、サービス内容も重要です。 ご自身が本当に必要だと思っているサービスをしてくれるのか、サービスの質はどうなのか、その料金はいくらか、など細かく比較検討していけば、納得できる最安値の引越し会社を探し出すことができます。
引越し業者によって見積額にはかなりの違いがあります。 また、いくら安くても対応できるサービスも異なりますので、事前確認が必要です。引越し代の見積もりを取る時の注意点をご紹介します。
冷蔵庫やベッドなど大型家具・大型家電はどこでも対応してくれますが、特殊な運送が必要な荷物については、引越し業者によっては配送が難しい場合があります。 たとえばピアノや水槽、ペットや仏壇といった荷物は専門の業者に配送依頼するように言われることがあります。この場合、別途料金がかかりますので注意しましょう。
特殊な運送が必要な荷物の有無を確認し、引越し業者が対応しているかどうかも合わせてチェックしておいてください。
「オプションサービス」は引越し業者ごとに範囲が大きく異なります。たとえばエアコンの取り付け・取り外し費用、梱包資材代などは無料・有料どちらになるかは業者によります。
相見積もりを取る際には料金やサービスの適用範囲について事前に確認をしておいてください。
引越しにかかる費用は引越し業者への支払いだけではありません。
新居が賃貸物件であれば、敷金・礼金・仲介手数料・前家賃などがかかりますし、新たに家具を購入する場合はその費用もかかります。 ご近所へ挨拶回りをする場合は粗品の購入費用もかかる場合があります。
このように、引越し後の新生活スタートには初期費用がかかります。予算超過とならないように予め計算しておいて、必要になるお金の総額を把握しておきましょう。
ここでは、東京24区内を中心に、リーズナブルな料金設定で注目されている「引越本部長」の引越しプランと料金の目安をご紹介します。
先にご紹介した「引越し代の相場」と比較するとその特徴や料金の安さがおわかりになることでしょう。
引越本部長の料金プランには「爆安75プラン」「超節約プラン」「標準プラン」があり、それぞれ自分に合ったプランの料金がわかるシステムになっています。
また、オプション別の料金設定なので、本当に必要なサービスだけを選べるなど、見積もり前に自分で料金が把握できるのが特徴です。
「爆安75プラン」 料金:7,500円
当日までに荷造りが出来る単身の方におすすめのプランです。同一区内、または隣接する区へのお引越しで、スタッフは1名となります。
このプランの適用条件としては、ご自分で用意した高さ・幅・奥行の3辺の和が120cm以内で、1個当たりの重量が10km以内の段ボール20箱以内のみで、1階玄関から1階玄関へのドア・ツー・ドアの運搬。 部屋の中の移動などはお客様のお手伝いをお願い致します。
「超節約プラン」
料金:東京23区内及び「引越本部長」が認めた近接エリア間 10,500円~
20Km以内:11,500円~
自分でできる作業を手伝う代わりに、相場よりも安い料金で引越ししたい方に、ピッタリのお安いパック・プランです。
スタッフが1名伺い、荷物量は段ボール約50個相当(容積4.6㎥)とあります。 ご自分で用意した高さ・幅・奥行の3辺の和が120cm以内で、1個当たりの重量が10km以内の段ボール20箱以内のみで、1階玄関から1階玄関へのドア・ツー・ドアの運搬。 部屋の中の移動などはお客様のお手伝いをお願い致します。
「標準プラン」
荷物量・料金:スタッフ2名・段ボール約90個相当(容積8.4㎥) 14,500円~
スタッフ3名・段ボール約120個相当(容積10.5㎥) 24,500円~
引越し用段ボールの荷造りと荷解きは自分で行っていただきますが、大型家具や家電類の荷造りは、引越本部長の専門スタッフが担当します。
スタッフ2名~3名が伺い、段ボール約90個~120個相当の荷物が運搬可能となります。大きな家具や電化製品がある方に最適なプランです。
引越本部長の料金が安い理由は、訪問見積もりを行わず、人件費や車両代・ガソリン代などの無駄なコストをカットし引越し作業に見合ったトラックを用意しているところにあります。
さらに下請け業者を利用しないで自社スタッフのみにすることで中間コストを大幅削減するなど、低価格を提供するための様々な工夫を構築していることが挙げられます。
また、基本プランは徹底的に無駄を省いており、オプションを細かく用意し別の料金設定にしています。 本当に必要なサービスだけを選べるなど、利用者が自分で出来ることを行う事で、さらに安くなるシステムであることも見逃せません。
多くの人にとって引越しは一生に数回あるだけの大きなイベントです。ほとんどの方がそれほど経験のないものですから、焦りや迷いがあるのも当然です。
最近ではスマホやPCなどで気軽に情報を集めることができますが、逆にたくさん詰め込みすぎて情報過多になり迷ってしまうケースも少なくありません。
引越しにおいて最も大切なことは「いつ、どこに、いくらの費用で、どれだけの荷物を運ぶのか」を決めることです。 これさえ決まってしまえばあとは条件に合う引越し業者を探すだけになります。
たとえば、「来月末、首都圏近郊20km圏内、単身・1DK住まいで荷物が少ないので費用はなるべく抑えたい」さらに追加で「平日可能・時間指定もなくていい」という条件であれば、単身引越し首都圏エリア最安プランを提供する「引越本部長」のような格安引越し業者を簡単に見つけることができます。
引越しは新しい生活をスタートするためのとても大切なイベントです。 スムーズに進めたいと思うのはもちろんですが、なるべく費用を抑えて何かと物入りな新生活に備えなくてはいけません。
そのためにも、事前に引越し代の相場は必ずチェックして比較するべきですし、費用を抑えるコツもできる限り実践していくべきです。 もちろん、あまり難しく考える必要はありません。 「ご自身の条件を決める」「引越し代の相場を知る」「比較検討してお得な業者を選ぶ」という3ステップのみ覚えておけば必ずご自身に合った最適な引越し業者を見つけることができます。
満足できる引越しをして、新たな生活を心地よくスタートさせるためにも、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。