宅配便と引越し業者の引越し料金相場
引越しは、引越し業者に以来するのが一般的です。一方で、単身引越しの場合は宅配便で荷物を運んでもらう方法もあります。
費用面ではどちらのほうが安いのでしょうか。以下では、宅配便と引越し業者の引越し料金相場を解説します。
上記の表は、日本通運(日通)の引越し単身パックS、ヤマト運輸(クロネコヤマト)、日本郵便の料金をまとめたものです。
単身パックは専用ボックスに荷物を積載する定額のサービスであり、多くの大手業者が提供しています。日本通運ヤマトホームコンビニエンス、赤帽の単身パックなどがあります。
同区内または隣接する区間での引越し費用の平均を記載しています。宅配便の料金は、各種割引を適用していない税抜き価格を記載しています。ダンボールのサイズは120サイズ(46×35.5×32cm)です。
ダンボール10個以内に収まる場合は、宅配便のほうが引越し業者を利用するよりも安くなっていることがわかります。一方、20個程度の場合は、引越し会社の単身パックのほうが安くなる傾向にあります。
引越し繁忙期の場合、割増料金で引越し料金がアップする場合があるため、宅配便のほうが安くなる可能性があります。対して、宅配便は、引越し時期による料金変動がないため、その時点での料金を比較して検討してください。
- 出典:日本通運「引越し単身パックS・L(WEB割引き実施中)」https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/moving-s/tanshinpack-s-l/
- 出典:ヤマト運輸「宅急便運賃一覧表」https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/search/estimate/all_est.html
- 出典:日本郵便「ゆうパックの運賃・料金計算」https://www.post.japanpost.jp/cgi-simulator/youpack_choice.php
- なお、本記事に記載した料金は2022年7月現在のもので、変更になる可能性があります。あらかじめご注意ください。
宅配便で引越しする際に注意したいポイント
安く引越ししたい場合、宅配便を利用することは選択肢のひとつです。しかし、宅配便の引越しには注意点もあります。以下では、宅配便で引越しする際に注意していただきたいポイントを具体的にご紹介します。
荷物の破損リスクが高い
引越し業者の場合、トラックへの荷物の積み下ろしは基本的に搬入・搬出の各1回のみです。一方、宅配便の場合、中継地点での積み下ろし作業が複数回あり、荷物の破損リスクが高くなります。
宅配便の場合、一般的に荷物の破損・紛失による保証最高額は約30万円であり、多くの宅配業者が同じ保証額を採用しています。家財など高額な荷物を発送する場合は注意が必要です。
依頼する宅配業者によって重量制限が異なる
宅配業者は、それぞれ重量制限が異なります。ゆうパックは、ダンボールのサイズを問わず25kgまで基本運賃で発送できます。
ヤマト運輸は、ダンボールのサイズにより重量制限が異なります。120サイズで15㎏以内、140サイズで20㎏以内、160サイズで25㎏以内が上限です。宅配業者を利用する場合は、あらかじめ重量制限を調べておいてください。
発送当日中に荷物が新居に届かない
宅配便は、どんなに近場や近距離であっても最短で集荷日の翌日の到着となるのがデメリットです。引越先との距離が長距離の場合はさらに日数がかかります。そのため、引越し準備の作業が思うように進まないおそれがあります。引越し業者の場合、引越し当日中に新居へ荷物が届くのが一般的です。
また、宅配業者を利用する場合、荷物の到着時間に新居にいないと受け取り対応ができません。新居に入居した直後は、新しい住環境を作るために忙しく過ごすことが予想されます。そのため、荷物を確実に受け取れる日時で配達指定をすることが大切です。
ダンボールに入らない荷物は送れない
宅配では、荷物をすべてダンボールに詰める必要があります。ダンボールに入らない荷物は、宅配で送れません。そのため、大きな家具・家電は宅配便で送ることができません。例として、ベッドやソファ、冷蔵庫、洗濯機などは、宅配の対象外となります。
したがって、大きな家具・家電に関しては処分して引越し先で購入するか^するか、宅配以外の配送サービスも併用する必要があります。結果として金額が割高になり、引越し業者を利用したほうが安く済むことがあります。
荷物が多い場合、引越し業者のほうがお得になることがある
荷物の量によっては単身者向けの単身パックのほうが宅配業者に依頼する場合よりもお得になることがあります。単身パックは決められたコンテナの中に積める範囲内であれば、料金一律で引越しができるサービスのためです。
引越し業者によっては、荷物量や移動距離に条件をつけた格安パックも用意しています。少しでも安く引越ししたい場合は、パックの内容に注目して業者選びをするのがコツです。
宅配便の引越しよりもお得なプランがある「引越本部長」
「引越本部長」では、お得にご利用いただける引越しプランを提供しています。宅配便よりもお得に引越し可能な場合があるため、ぜひお申し込みください。
引越本部長とは?
『引越本部長』は、首都圏の単身者向けに特化した引越し業者です。
無駄なコストを可能な限りカットすることでリーズナブルな引越し費用を実現しています。一般的な訪問見積もりを行わないことで不要な人件費をカットしています。無料のメールと電話の対応のみで見積もりから成約まで完結させることが可能です。
また、引越し作業を自社スタッフで行うことで中間コストをカットしています。梱包資材や時間指定などの引越しサービスをオプションにしている点も特徴です。利用者の方が必要なサービスだけを追加することで、料金を抑えられます。
宅配便よりもお得な引越本部長のプラン
引越本部長は「爆安75プラン」「超節約プラン」「標準ブラン」という3つのプランを提供しています。条件次第では、宅配便よりもお得に引越し可能です。以下では、それぞれのプランについて解説します。
爆安75プラン
「爆安75プラン」は、7,500円で利用可能な定額プランで、場合によっては宅配便よりも安く引越しできます。
ご利用いただくには自力でダンボールや梱包材を用紙していただく必要があります。また、運べるダンボールは20箱までです。ダンボールのサイズは「高さ・幅・奥行の和が120cm以内」という指定があります。また、1箱には10kgまで荷物を詰められます。
ご利用いただけるのは、同一区内もしくは隣接する区への引越しです。1階玄関から1階玄関へのドア・ツー・ドアの運搬を対象としています。また、お客様に作業のお手伝いをしていただく必要があります。
超節約プラン
「超節約プラン」は、ダンボール約50箱相当の引越しにご利用いただけるプランです。同一区内や隣接区への引越しであれば10,500円~、20km以内への引越しであれば11,500円~でご利用いただけます。ダンボールのサイズ制限や荷物の重量制限、お客様にお手伝いをお願いする点は、爆安75プランと同様です。
標準プラン
「標準ブラン」は、ダンボール90~120箱の荷物の多い引越しに最適なプランです。ダンボール90箱相当の場合、同一区または隣接区への引越しでは13,500円~、20km以内の引越しでは14,500円~でご利用いただけます。ダンボール120箱相当の場合、24,500円でご利用可能です。
ダンボールのサイズ制限、重量制限などは他プランと同様です。荷造り・荷解きはお客様にお願いしておりますが、大型家具や家電の荷造りは引越本部長のスタッフが担当するため手間をかけたくない方におすすめです。
条件によって引越し業者と宅配便を使い分けよう
引越し業者の単身パックの料金と宅配便の料金を比較して解説しました。単身パックは定額のため、荷物の量・ダンボールの個数によっては宅配便のほうが安くなるケースがあります。また、引越し業者の料金は時期によっても変動するため、料金表を調べて柔軟に検討してください。
『引越本部長』は宅配便よりもお得なプランを用意しています。見積もり依頼をお待ちしておりますので、お気軽にご相談ください。